▲昆虫ゼリーを食事中。
▲霧を吹くと水を飲みだした。
まれに昆虫ゼリーをモグモグ食べているが、純粋な食事なのか単に水分補給しているのかは不明。
高タンパクの昆虫ゼリーで終生飼えたら楽だろうな。
▲ショウジョウバエを捕食。
▲デュビアを捕食。
普段は餌として自然発生しているメイガや自家繁殖させているショウジョウバエを与えていたが、ある日ついにデュビアの幼虫が食べられているのを目撃。
やはりほのぼの同居とはいかないか……。
まぁ、デュビアは元々餌昆虫として導入したのだから、食べられてもいっこうに構わないのだが、ひとつ気になる事があった。それは容器内にヒナカマキリの卵嚢があまり見当たらない事である。
たま〜に壁や天井に張ってある網に卵嚢が産み付けられているのだが、単独飼育している個体と比べて明らかに数が少ない。
まさかデュビアに食べられたのでは……?
なんて思っていたある日、デュビアの隠れ家として入れていたシイタケ栽培用のほだ木の菌糸を打ち込む穴に卵嚢がびっしり産み付けられているのを発見する。まさかと思って同じく隠れ家として入れてあったカブトムシ用の止まり木を見てみると、こちらのゼリーを入れる穴にも卵嚢を発見。
何でこんな所に???
上の写真は穴から卵嚢を回収した後になって写真を撮れば良かったと気付き、待つこと数日、ようやく産み付けられたもの。出涸らしっぽい出来悪の卵嚢だが雰囲気は伝わるかな。
▲菌糸を打ち込む穴に産卵。
さらに後日、とうとう産卵中の現場を押さえた。
思えばオオカマキリだって産卵前は容器内をウロチョロするし、許容範囲に差はあれど、やはり種類によって産卵場所の好みはあるようだ。
いつものようにティッシュを敷いたプリンカップやプラケースばかりで飼っていたら気付かなかった所である。
▲穴に産卵中。
☆注意その2☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
マダガスカルゴキブリの容器は間も無くメイガが発生しなくなったので、ヒナカマキリは早々に撤収させた為、結局の所、長期に渡って同居させていたゴキブリはデュビアのみである。
よってデュビアのみについて語るが、公平に見てデュビアはコオロギに比べて肉食性向が弱い為に、元気なカマキリを襲う事は非常に稀だと思う。
しかし、弱ってるオオカマキリが腹部を少し齧られた事故もあったので、脱皮前・直後・老衰等の微妙な体調のカマキリは同居させるべきではない。
また、いくら元気なカマキリでも、大発生しているデュビアの海に放り込むような真似をすれば、落ち着かないカマキリがウロウロした挙句に弱り果て、結果としてデュビアに食べられる可能性もある。
結論として、デュビアが登って来れない天井や壁にカマキリの為の落ち着ける足場を設けた広い容器になら、元気なカマキリと適量のデュビアの同居は可能。
カマキリ側がデュビア食い放題ってぐらいしかメリットはないけど。
▲ほとんどお邪魔虫状態のヒナカマキリ。